ドロップシッピング商法
ネットショップで注文が入った時点で
それをメーカーや卸売り業者から
直送させるネットショップの運営方法
の一形態です。
ユーザーは商品提供業者の卸値に
自由に代金を上乗せをして販売することができ
その差額分が利益となるというものです。
ドロップシッピングの業者のすべてが
悪徳業者というわけではありませんが
昨今の不況に乗じて
副業で稼ぎたい消費者相手に
「絶対儲かりますよ」といった勧誘文句で
高額契約を結ばせて
実際にはほとんど利益が出ないケースが多く
問題になっています。
今年の3月にドロップシッピング業者に
初の業務停止命令が下され
5月には初となる警察の強制捜査が入りました。
それ以来、悪徳ドロップシッピング業者も
おとなしくなったようですが
経済的負担を伴うドロップシッピングの契約
には慎重になる必要があります。
尚、ドロップシッピングの契約は
特定商取引法に規定されている
業務提供誘引販売取引に該当する場合があり
この場合は20日以内ならクーリングオフが可能です。